スペイン時間を理解して楽しいスペイン旅行にする方法 海外旅行/海外赴任/留学/駐在/卒業旅行
今この記事を書いている
(3月2日)時点で、
マドリードの日の入は
だいたい19時です。
19時って！
日本では真夏の日の入時間ですよね！
実際スペインの真夏って、
22時過ぎてもまだ
薄明るかったりします。
スペイン時間をマスターしよう！
日の出・日の入は自然のことなので
慣れるしかないのですが、
スペインでの
生活リズム・生活時間帯は独特です。
私は近隣諸国(ポルトガルとかフランス)も同じような時間帯かと
予想していたのですが、
全然違いました。
本当にスペインだけなんです、
このリズム。
この後詳しく書きますが、
食事の時間帯なども全然違うので、
短期の旅行でもモロに影響を受けます。
下手をするとリズムを
つかむ前に帰国なんてことになり、
イマイチ楽しみ切れないスペイン旅行になってしまうかも…
そんな悲劇を避けるため、
スペインの1日のリズムを頭に入れて、マスターしちゃいましょう！
食事の時間が違いすぎる
日本(というかスペイン以外の国)との
一番の違いは
食事の時間です。
ざっと簡単に書くと…
朝食は8～9時
(ホテルのビュッフェ式
朝食も7～11時くらいの
設定が多いです)。
ここは日本と一緒ですね。
昼食は14～15時
ここでいきなり変わります！
レストランは
早くとも13:30開店ということが多く、
休憩なしのバルでも、
これより前に行っても
ランチメニューは出していません。
さらに以前も書いた通り、
ランチはじっくり、がスペインの基本。
だいたい2時間くらいかけて
ゆっくり楽しむので、
お昼が終わったら16時か17時。
日本の感覚でいうともう夕方、
夕食の準備にかかるとか、
そろそろ仕事後の一杯は
どこで飲もうか、
なんてことが気になり
始める時間ですね(笑)。
当然昼食が終わるのが
この時間ですから、
日本と同じ時間に夕食なんか食べられるわけがありません。
で、夕食は21～22時スタートが
多いです
(レストランも20:30くらいから)。
週末の夜など、22:30くらいでも
どんどんお客さんが入ってきて、
しっかり食べています。
私もスペインの友人と夜食べる時など、
20時くらいに待ち合わせて
そこからビールなどを
飲みつつおしゃべり→
22時近くなって
「じゃあどこかで夕食にしようか」と
いうことはザラです(笑)。
スペイン時間との時差対策
朝食はともかく、
それ以外の食事については
「日本の感覚より
2時間遅い」と
覚えておくといいでしょう
昼食12時→14時
夕食19時→21時
ただそうすると、
12時くらいになってお腹が空いても
お昼が食べられない、
あるいは21時から夕食を
しっかり食べたら
お腹がもたれてしまった、
ということになってしまいます
(日本のリズムからすると
当然ですよね)。
対策はいくつかあります。
昼食前にお腹が空いたら…
バルに入って軽くつまむ
昼からお酒はちょっと…という人は、
菓子パン類もありますので、
コーヒーと一緒に食べれば
十分小腹は満たされます。
チェーン店に行く
ファストフードやチェーン系のお店、
あるいはケバブ屋さんなどで
あれば通しで営業していますので、
好きなタイミングで昼食を
とることができます
(夕食についても同じ)。
旅行中であれば、ホテルで
ビュッフェ式の朝食をしっかりとれば、
14時くらいまでは
持つかもしれません。
夕食への対策
お昼をしっかり食べたので、
なかなかお腹が空かない。
でも夜遅くに食事はちょっと…
という場合。
はっきり言って、
平均的な日本人であれば、
スペイン基準の食事を昼と夜
両方食べるのはかなり厳しい！
なのでスペインでは
「3食きっちり食べなきゃ」という
意識はいっそ
捨ててしまった方が気楽です。
お昼を食べてなかなか
お腹が空かなければ、
夜は近所のバルで1杯やりながら
軽くつまむ程度でも十分です。
逆に、
「今日はレストランで
ディナーを取ろう」とか
「今日は友人と夕食の約束がある」と
いう日は、
お昼は早めに、軽く済ます、
というのが鉄則です。
written by Ch@n-sho
（世界中を酒飲みたい!! だけで巡るフェミニンな大酒呑み。
最近は「呑んだワインの数だけ大人になれる」が口癖）
追記
おなかが空くとイライラする
タイプの私は、
ちょっと出かけるときは
スニッカーズなどのお菓子を
持っていきます。
次の食事までのつなぎに
ちょうどいいおやつです（笑）。
