スペインでおいしいランチをみつける方法 海外旅行/海外赴任/留学/駐在
ここから先は個人的な経験も
含めての話ですが、
いくつか見分けるポイントを
紹介したいと思います。
おいしいランチを出す店とは？
① メニューが多すぎない
かどうか
1品目と2品目をそれぞれ選ぶ、
と書きましたが、
それぞれ、まあせいぜい4，5種類が
いいところでしょう。
それぞれにつき7～8種類もあるお店は、
逆に1つ1つの料理を丁寧に作っていない、
とも言えそうです。
(私が最近よく見ている、
有名シェフがダメなレストランを立て直す
というTV番組でも、メニューが多すぎる店は
ダメなパターンが多いです)。
※日本でメニューの多すぎるラーメン屋は
あまり…ですよね？
② メニューがありきたり
すぎないか
イマイチなレストランの特徴として、
誰でも知っているありきたりな料理しか
並べていない場合が多いです。
スパゲッティ(ボロネーゼかカルボナーラ)、
ミックスサラダ、
2品目にビーフステーキ、ローストチキン、
サーモンのグリル…
これで10ユーロ前後というお店は
避けた方がいいでしょう。
※誰もが一度は当たるこういう店。
がっかりします。
逆に、
「あれ？この料理どんな料理なんだろう？」
という
メニューを出しているお店は、
期待できるかもしれません。
また、何日か滞在する場合は、
前の日と違うメニューを出しているか
どうかチェックしてみましょう。
毎日きちんと日替わりを作っているのは、
手を抜いていない証拠だからです。
③ 観光客向けか地元客向けか
※日本でも観光客向けの店って
入らないですよね？
観光客向けのお店を全て否定する
わけではありませんが、
やはり観光客向けは高くて質もイマイチ…と
いうお店が多いです。
観光客向けを見分けるポイントとして、
観光地や観光客の多い路地に
あるかどうかは当たり前ですが、
他にも、店先に英語でメニューを
出しているかどうか。
黒板に書かれている日替わりメニューではなく、固定メニューになっているかどうか、
あと、
カラフルなパエーリャの写真を
（めちゃくちゃ黄色いパエーリャ）
掲げているような店はおすすめしません。
※シーザーサラダを置いてある店も入りません
逆に、裏路地にありながらも、
地元の人で混雑しているようなお店は
ねらい目です。
(もちろんそういうお店の中にも、
安くてボリュームが多いから
地元客に愛されているお店もあります)。
ランチのメリットは、気軽に、
そしてリーズナブルに楽しめることです。
それなりにクオリティの高い
レストランであっても、
ランチなら1人でも何とか入ることが
できますし
(一部の高級レストランは除く)、
ちゃんとしたお店であれば、
ランチでも手を抜かず、
美味しい料理を提供してくれます。
私が(マドリード以外も含め)経験した
美味しいランチのお店は、
例えばポークソテーでもイベリコ豚の
おいしい部位を使っているとか、
ブルーチーズのソースをかけているとか、
必ず何らかの工夫をした料理を
出していました。
もちろん当たりはずれはありますが、
こういうポイントと、
自分の嗅覚やカンを頼って
美味しいランチを探してみましょう。
うまくいけば、ディナーより
はるかに気軽に安く、
美味しいスペイン料理をいただけますよ！
スペインの食事の醍醐味は
ランチにあり！
written by Ch@n-sho
（世界中を酒飲みたい!! だけで巡るフェミニンな大酒呑み。
ファッションを極めすぎてどこに向かっているのか不明）
