スペイン 飲酒の怖いハナシ!? 海外旅行/海外赴任/留学/駐在
飲酒天国スペインの
笑えるような笑えない一面…。
毎日陽を浴びながら、
嫌なことはその日の
うちに酒と共に洗い流そう!
そんな楽しいスペインの
お酒ですが、
1点だけシャレにならない
側面をご紹介しましょう。
それは…
飲酒運転は当たり前!?
これは大っぴらには
言えないことですが、
スペインでは
飲酒運転が
横行しています(⁉)
私の知り合いの友人は、
基本的にスペイン人に
してはまじめで、
ややお堅い人たちが多いのですが、
そんな人たちも
例外なく飲酒運転をしております。
ケース1
先日も、お昼をご一緒した
スペイン人
(社会的地位もかなり高い)は、
ビールと、
2人で1本のワインを飲んだ後、
「じゃあ午後の仕事があるから」と、
顔色一つ変えずに
愛車のレクサスで
颯爽と走り去っていきました。
ケース2
また別の友人の自宅に、
クリスマスイブのパーティに
呼んでもらった時のこと。
その友人は特にまじめなのですが、
(世界的有名企業に
お勤めのエリート)
パーティで一通りの
お酒を飲んでお開きとなった後、
「じゃあ車で送っていくよ」と
言ってきました。
「えっ、でもお酒も飲んだし、
タクシー拾うよ」と
やんわりと止めたのですが
彼は
「酔ってなければいいんだよ」と
涼しい顔で答えました。
そう、おそらく彼らの頭の中では
飲酒運転≠酔っ払い運転
であり、
酒は飲んでも
酔っぱらっていなければ運転していい、
という図式なのです。
(酔っぱらっているか
否かもあくまでも自己判断)
もちろん、
これ日本では完全にアウトですし、
同乗した私も
日本の法律なら処罰されます。
ほぼみんな飲酒運転!?
私は運転免許を持っており、
国際免許にも切り替えてきたのですが、
はっきり言ってスペインで
車を運転する気は0%です。
自分の運転がヘタ、
スペイン人はスピードを出す、
運転が荒いという要因もあります。
これだけ飲酒運転が
横行している国では、
いくらこちらが気を付けていても、
相手がお酒を飲んでいて
事故に巻き込まれる、
という危険性があるからです。
(ちなみに交通事故は、
スペイン人の死亡原因の
うちかなり上位に入ります)
ここだけは、
本当に直してほしい
スペインの実態です。
そうは言ってもやめられない!
と、最後に背筋が凍るような
事実を書きましたが、
そうは言ってもスペインは
お酒好きならたまらない国です。
みんなよく飲みますが、
街中で酔いつぶれている
粗相しているような人は
ほとんど見ませんし、
酔っ払いに絡まれると
いうこともほとんどありません。
みんなで楽しく、
そして
陽の高いうちから堂々と
飲む酒は何と美味しいこと
でしょう!
高いワインが美味しいわけ
ではありません。
環境が、雰囲気が、
お酒を美味しく
するのです。
飲酒=何となく後ろめたい行為と
いう日本的先入観を捨て、
思いっきりお酒を楽しみましょう!
飲み出せば、
その一口が道となり、
その一口が道となる。
迷わず飲めよ、飲めばわかるさ。
なお、前回に引き続き、
この記事の通り実践して、
日本に帰り社会不適合と
なっても当ブログでは
一切責任を負いかねます。
あらかじめご了承ください。
written by Ch@n-sho
(世界中を酒飲みたい!!
だけで巡るフェミニンな大酒呑み。
昼酒が癖になり、
日本に帰れない可能性あり)
追記
スペインではシンプソンズの
ホーマーがなぜか大人気(笑)。
特にビールを持ったホーマーは
メンズのパジャマや
ルームウェアでよく見かけます。
ホーマーの顔のスリッパなども。
あとバルの看板に
手書きのホーマーなど。
モーの店でおじさん同士で
飲む、というのが
スペイン的にウケて
いるのでしょうか。
これをおじさんが
家で着ているのかと
思うとクスクスして
しまいます(笑)。
スペイン語でホーマーはホメール!!
(なんじゃそりゃ!!)