マドリードとパリのコロナウイルスに対する温度差 海外旅行/海外赴任/留学/駐在/卒業旅行
パリからマドリードに戻り、
日常生活を過ごしております。
日本のニュースはyahoo JAPANの記事で
しか見ることができないので、
クルーズ船が停泊していて
65人の感染者が出たこと。
マスクがどこも売り切れていること
などしか分かりません。
そして度々目にする
フランスでのアジア人差別
などの記事には心を痛めております。
2週間前までのパリで様子
マドリードでの
コロナウイルスへの反応
パリからマドリードの空港に戻った際も、
マスクをしているのはアジア系だけでした。
そして、日々の暮らしの中で
マスクをしている人は誰もいません。
(私が住んでいる地区は
アジア系が極端に少ない)
スペインでも、離島ではありますが
コロナ感染者は出ています。
大使館からのメール
大使館からのメール
ですが、
特段いつもと変わらぬマドリードなのです。
日本と同じように
21時のニュースは毎日のハイライトを
しっかりと報道するのですが
コロナウイルスに関するニュースは
トップニュース扱いではありません。
スペインの首都である
マドリードの人口約327万人
フランスの首都である
パリの人口約221万人
マドリードはパリに比べて、
観光客が少ないということも
一因ではあると思います。
ですが、バルセロナは世界各国からの観光客で
常にオーバーツーリズモです。
飛行機に約2時間乗っただけで、
(マドリード⇔パリ)
この温度差はいったい…?と
考えてしまいます。
(もちろん、パリでは本土で
感染者がでたことも
理由のひとつではあると思います)
そして、マドリード(スペイン全体)では
食事前に手洗いをする習慣がありません。
(これは、乾燥しているからだと
思っているのですが)
バスや電車の中でも
咳エチケットもありません。
コロナウイルスに罹患しないために
うがい・手洗い・マスク
などの指導はこれもまた特段、出ていません。
そもそも、マスクを売っているのを
見たことがありません。
薬局に行けば売っているのか?
スーパーでは取り扱いはありません。
大らかなお国柄といえばそうとも言えますが、
大丈夫ですか?
とこちらが気になってしまうくらい
普段通りのマドリードです。
パリでのピリピリ感を肌で感じてきた
ばかりの私には、
ちょっと戸惑ってしまうところもあります。
マドリードでアジア人に
対する反応
コロナウイルス発生前と
何の変わりもありません。
本当に驚くほどに。
いつも行くバルに行ってもみんなフツーに
サッカーで盛り上がり、
我々(日本人)が入ってきても、
「レアル、負けそうだよー」とか
そんな感じです。
少し行ってなかったバルに行ったときも
「おー久しぶりじゃないか!!」と言った感じ。
周りのお客さんもアジア人だからといって、
特別な目で見てくることはありません。
(もちろん、コロナによる
差別的な発言を受けたこともありません)
むしろ、私のほうが
「アジア人と一緒のエレベーターで
嫌じゃないかな?」
などと、余計な邪推をしてしまうほどです。
スペイン人だけでなく、南米系の人も多い
マドリードですが、
南米の人もいつもと全く
変わりなく接してくれます。
これもスペイン本土で感染者が出たら
変わってしまうのでしょうか?
今は全く分かりません。
私がマドリードでしているコロナウイルス対策
外から帰ったら
うがい・手洗い
(当たり前ですね)
外での食事のときは
アルコールジェルで対応。
(お手洗いに行けるときは
うがい・手洗いをします)
日本から持ってきた貴重なマスクは、
まだ出番がありません。
たびレジを賢く使う
先ほどの大使館からのメールは
たびレジという日本の外務省からの
ニュースをメールでいち早く
受け取れるサービスです。
簡単に登録できて、コロナウイルスだけでなく
大規模なデモや盗難情報などが流れてきます。
旅先を入力すれば、
自動的にその国の情報を受け取れます。
(ex.マドリードからパリに
行くと入力するだけ)
これは確実な情報だと思っているので、
SNSのデマなどに惑わされることなく、
日本の公式な情報が分かるので大変便利です。
登録することをおすすめします!
コロナウイルスの収束を願うばかりの毎日です。