初パリがこの時期だった件 コロナウイルスについて 海外旅行/海外赴任/留学/駐在/卒業旅行
ちょっと前にパリに行ってきました。
用事があったので、キャンセルできず。
（このブログは完全オンタイムではないのです）
まだ、現在ほどコロナウイルスについて
パニックにはなっていませんでした。
アジア人狩りに警戒していた
コロナウイルスの前には
アジア人狩り
というワードが日本でのトレンドワード
入りしていました。
とりあえず、
映画「仁義なき戦い」シリーズと
「ウシジマくん」でイメトレ。
護身用のグッズを買いに行こうかと
本気で考えていました。
なんの因果か…しかも私は初めてのパリ。
行く覚悟を決めてパリへと発ちました。
結果的には狩られるどころか、
コロナウイルス騒動で
それどころじゃない感じでした。
まさかヨーロッパの民が
マスクをしている!
マスクしないことでおなじみの
一般的な欧米人がマスクをしている姿は初めて見ました。
ヨーロッパではマスクをしている人＝
重篤な病気を抱えている人
とみなされます。
実際、私がマドリードに住み始めてから
マスクを着けているスペイン人を
見たのはひとりだけです。
その方は明らかに重い病気に
罹っている様子で、
介助の人が付き添いをしていました。
外からの感染を防ぐためにマスクをしているという感じでした。
そのくらいの状態じゃない人は
マスクを着けません。
そもそも、マスクを売っているのを
見たことがありません。
最近、アジア系の観光客で黒いマスクを
している人は見かけますが、
こちらでは正直、異様に見えます。
（コロナウイルスが発生する前）
さすがにマスクを着用した
観光バスに乗ったときは
アジア系がほとんどだったので、
あまり気にすることなく
マスクを着用しました。
ルーブル美術館では結構なマスク率でした。
メトロではマスクをしている人は
ほとんど見かけませんでした。
コロナによるアジア人差別は?
正直、私はほとんど感じませんでした。
（言葉が分からないというのもありますが、
リアクションで分かりますよね？）
どこに行ってもムッシュ（フランス人男性）は優しく、親切でした。
もちろんマダム（フランス人女性）も。
ただ、一度だけキャフェでお茶しているとき
「どこから来たの？」と
丁寧に英語で聞かれました。
日本人で、現在はマドリードに
住んでいることを
告げて会話は終わりました。
「？？？」と思ったのですが、
もしかしたらどこの国か
確認したのかもしれません。
（もちろん、ただの興味として聞いたのかも）
日本のyahoo記事なんかで
「フランス人のアジア人差別がひどい！」
というのは一部の話だと思います。
基本的にパリは元々、
多国籍な人々が働いています。
（これはスペインよりも全然多いです）
コロナウイルスに対しての
恐怖心を差別と受け取るか、
またマスコミの報道も煽る方向に書かれている気がします。
パリでのコロナ対策
マスクをするかしないかは、パリだけでなく
ヨーロッパ全体でアジア系の人が
困っている問題です。
私はたまたま、
冬時期は喉と肌の乾燥対策のため
睡眠時にはマスクをしています。
ストックは万全なのが救いです。
（もちろんパリにも持っていきました）
ただ、マスクをしていれば
「あ！まさかコロナか？」と
思われかねないし、
自己防衛のためにはマスクを
したい気持ちもあります。
なので、こんな感じでストールなんかを
巻くのが折衷案かと。
あとは、日本のインフルエンザ流行時に培った
うがい・手洗い
の徹底。
（欧米人は基本、食事前に手洗いをする習慣はありません）
アルコールジェルの携帯。
飴でのどを乾燥から守る。
外から帰ったらすぐうがい・手洗い。
電車やバスに乗ったときは、
手で顔を触らないを徹底しました。
（これは習慣化していて、いつもやっているのですが）
帰りの空港ではマスク着用の欧米人を結構見かけました。
コロナウイルスは本当に怖いです。
でも恐怖心に駆られての衝動的な行動や言動も怖いです。
早く収束することを願うばかりです。
